隠れた名盤:滝沢 洋一 「レオニズの彼方に」
滝沢洋一氏は余程の音楽ファン以外には知られていないと言ってもいいでしょう。
しかし、この方、数多くのアーティストに楽曲を提供しています。サーカス、ブレッド&バター、伊東ゆかり、岩崎宏美などビッグネームな方々に良質な音楽を捧げています。
さて、彼の唯一のアルバム「レオニズの彼方へ」がサブスクリプションサービスで配信されていたので試しに聴いてみると、なんとも素晴らしいのです。
シティポップ人気の再燃に伴う再発だと思うのですが、これがサブスクでも聴けるとは。嬉しい時代ですね。
出色はハイファイセットに提供した「メモランダム」のセルフカバー。シティポップと歌謡曲の真ん中を狙ったような聴きやすい曲調です。
個人的に好きな曲は「ラスト・ストーリー」。
メロディは歌謡曲なのですが、アレンジがシティポップで洒脱に仕上がっています。
歌謡曲好きな僕にもヒットした素晴らしいアルバムでした。
おまけ
〜AWAの話〜
音楽を聴くという行動を専らサブスクで済ませてしまうことに最初は抵抗がありましたが、今では殆ど慣れてしまい、ここ数年はCDは数えるほどしか買ってません。
月1000円程度で世界中の音楽にアクセスできるのは昔は考えられなかったですよね。
僕は主にAWAというサービスを使っているのですが、これが非常に面白い。
自分の作成したプレイリストをアプリ上で共有して色んな人に聴いてもらうのも楽しいし、博識なプレイリスターたちのセレクトした音楽を聴くことにもハマっています。